
魂はしっぽを持って還ってくる?
愛するペットの瞳の奥に、
懐かしい「誰か」を感じたことはありませんか?
夕暮れどき、ふと目が合った愛犬が、まるですべてを見透かしたような深いため息をつく。
あるいは、あなたの悲しみを察した愛猫が、言葉を持たないはずなのに、「大丈夫だよ」と背中で語りかけてくる。
そんな瞬間、理屈を超えたところで、こう感じたことはないでしょうか。「この子は、以前にも私のそばにいたのではないか」 と。

実を言えば、この記事を書いている私、かつては「目に見える数字」こそが世界を理解するための最も確かな手がかりだと信じていました。
長年、学問の現場で実地研究を重ね、統計学的に裏づけられた結果以外は安易に信じない。そんな、いわば “論理の城” の中に身を置いてきたのです。
けれど人生には、統計学などでは証明できない何かがあるのではないか?と感じ始めた次期がありました。
やむを得ない事情からわが家に迎えることになった 5匹の保護猫たち。
家族として日々をともにするなかで、私の世界観は、何度も優しく揺さぶられることになります。
「この子は、なぜここまで私の心の動きをわかっているのだろう」
「初めて会ったはずなのに、どうしてこんなにも懐かしいのだろう」
そうした体験を重ねるうちに、私の中で “説明のつかない違和感” だったものは、やがてひとつの確信へと変わっていきました。
それは、単なる飼い主の思い込みではなく、魂がたどる大きな循環の一端なのではないか、と。
古今東西の叡智、そして近年の意識研究が示唆する「情報の永続性」という視点に立つとき、魂が姿を変え、人間から動物へと役割を移しながら再び出会うという可能性も、単なる空想として片づけることはできなくなってきましたね。
この記事では、学者としての冷静なまなざしと、動物たちを深く愛してきた一人の人間としての実感の両方を携えながら、
「あの子は、かつて人間だったのかもしれない」という、優しくてちょっとドラマチックな物語の断片を紐解いていこうと思います。

それは、私がアニマルコミュニケーションを勉強し始める前のお話です。
ある時、知り合いのアニマルコミュニケーターAさんに、ずっと気になっていた我が家の茶々(ブログ記事一番上の写真のグレー猫)と花(写真の、白黒タキシード猫)ちゃんたちの、過去生での繋がりを聞いてみました。
現世では、同じ保護猫ママさんから生まれ、旅立つまでずっと一心同体のように仲の良かった茶々と花。
そんな二人のうち花に、「 茶々ちゃんと花ちゃんは、今回の生に生まれて来る前も姉妹・兄弟だったの? 」 と聞いてもらうと・・;
「 違うの。 私はね、熊だったの 」

私👉えっ・・・❣
「 でね、茶々ちゃんは マタギ 」

私👉えっえっ・・・❣
「 でも茶々ちゃんは熊の私を見ても『 早くあっちに行け 』 っていつも 逃がしてくれていたのよ 」
私👉もはや沈黙・・・
あんなに繊細で小さくて愛らしい花ちゃんが、熊❣
そして茶々は、まさかの人間?❣
( 人間がカルマによって動物に生まれ変わる例は、仏教思想の六道輪廻などにも語られているようです。そんなテーマについても、次回の記事でご紹介していきます。どうぞお楽しみに♪ )
花ちゃんは続けます。
「だからね(私を逃がすから)、茶々はマタギの家族から、いつも怒られていてね…」と語る花ちゃん。
もう母さん(私)、ビックリ仰天❣
長年実績のあるプロのAさんはさすがに冷静で、「転生は何度もありますからね。きっと、茶々ちゃんと花ちゃんが一緒だった時代のひとつなのでしょう」と。
そしてAさんが花ちゃんに、
「茶々ちゃんはいつも花ちゃんの近くにいるから、(前世の繋がり)がわかるの?それとも、動物さんはみんなわかるの?」と尋ねたところ;
「(動物なら)誰でもわかると思うわよ」との返事。
私たち人間は、前世やあちらの世界で決めたことを忘れてこちらに生まれてくると言われています。
けれど動物さん達は、ピュアである分、
過去での繋がりも覚えているのでしょうか。

それにしても、花ちゃんが熊で、茶々ちゃんがマタギだったなんて❣
茶々ちゃんったらその前世で、マタギの一家に生まれ、図らずも多くの動物たちを怖がらせてきた。
だから神様から、「じゃあ今度は、怖がる立場をやってみる?」と
提案されたのかしら?(茶々ちゃんは現世で、その大きな体と大らかな性格の割りに、とっても怖がりだった)。
もしそうだとしたら、今世で花ちゃんと再会し、今度は守られる側として、そばに寄り添って生きた茶々ちゃん。
私たちが “偶然” と思っている出会いの中に、実は何度も繰り返されてきた魂の物語があるのかもしれませんね♡
【魂はしっぽを持って還ってくる?】
次回は、このテーマをさらに深くたどりながら、仏教思想における「人間から動物への転生」という可能性について、ひもといていきます。
なぜあの子は、あえて「動物」という姿を選び、あなたのもとへ還ってきたのか。その選択の奥にある意味を見つめていくとき、そこには魂の再会をめぐる、時空を超えた大切な手がかりが浮かび上がってくるかもしれません。
※この記事の続きも近日公開予定です。
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主要参考文献:
Hameroff, S., & Penrose, R. (2014). Consciousness in the universe: A review of the ‘Orch OR’ theory. Physics of Life Reviews, 11(1), 39-78. https://doi.org/10.1016/j.plrev.2013.08.002
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執筆者の紹介

Junko
Hondo
PhD
ミューズ・ユニバーサル主宰、アニマルコミュニケーション講師/レイキティーチャー、教育学修士・言語学博士
このサイトでは、動物たちとの静かな対話の世界をお届けしています。しっぽの子たちとのつながりを、より深く感じていただけましたら嬉しく思います。